子供の胸に暖かな気持ちを呼び起こし、「自分は親に大事にされている」「愛されている」「守られている」と、実感できる言葉が、プラス言葉です。

「ほめる、認める、感謝する、直接愛情を伝える、いたわる、ねぎらう、あいさつする、助け船を出す」などの、プラス言葉をできるだけ多く使っていことが、大事です。

マイナス言葉は、対人不安や対人恐怖、無気力や昼夜逆転、ゲーム依存など、子供に様々な悪影響をもたらします。

マイナス言葉を減らして、プラス言葉を増やすことは、不登校の改善に大きな効果があります。

 

プラス言葉を日々増やしていく、重要な対応は次になります。

 

1. コミュニケーションの7つの鉄則に従って、プラス言葉を使う

2. マイナス言葉と使ってしまっている理由に気づく

3. プラス言葉をつくる5つのテクニックを身につける

3-1. 「I (私)」メッセージ

3-2. IQ法

3-3. 安心法

3-4. 自律法

3-5. 理由法

4. 追伸

 

1. コミュニケーションの7つの鉄則に従って、プラス言葉を使う

しっかりと子供を見て、聞き、プラス言葉をつかうことで、子供は愛されている実感を持ち、自己肯定感が育っていきます。

特に、プラス言葉を使うだけでなく、どのような気持ちを込めて、子供に接するのかが大事です。

 

コミュニケーションの7つの鉄則

・手を止め、体を子供に向け、顔を子供に向け、

・子供の目をしっかり見て、目線を合わせ

・やさしい声(穏やかな声、明るい声)で、

・すぐ返事する、即応答

・よく聞く、徹底的に聞き切る、「うんうん」とうなずく、

・共感してあげる、全肯定してあげる

・親は自分の言いたいことをゆっくり話す

 

また普段から、よく使う「ほめる、認める、感謝する、直接愛情を伝える、いたわる、ねぎらう、あいさつする、助け船を出す」などのプラス言葉を持って、使っていことが、大事です。

>「自宅ケアテクニック」の音声教材なら、耳から覚えてマネするだけで、ホンモノ共感とプラス言葉が身につきます。

 

プラス言葉の一例

 1-1 ほめる

・「○○がいいね(具体的なモノ、場所、箇所など)」

・「すごいね」

・「上手だね」

・「よくできたね」

・「よくがんばったね」

 

1-2  認める

・「大丈夫だよ」

・「それでいいよ」

・「いい考え方だね」

・「あなたのいうとおりだよ」

・「うまくいっているね」

 

1-3 いたわる

・「大丈夫かい」

・「辛くない?」

・「疲れてない?」

・「しんどくない?」

・「気分悪くない?」

 

1-4 ねぎらう

・「疲れたね」

・「よくがんばったね」

・「つらかったね」

・「ご苦労様」

・「お疲れ様」

 

1-5 感謝する

・「本当にありがとう」

・「お父さん(お母さん)うれしいな」

・「君のおかげだよ」

・「お父さん(お母さん)助かったよ」

・「本当に感謝しているよ」

 

1-6 あいさつする

・「おはよう」

・「いただきます」

・「ごちそうさまでした」

・「いってきます」

・「いってらっしゃい」

 

1-7 直接愛情を伝える

・「大好きだよ」

・「愛しているよ」

・「君が一番大切なんだよ」

・「いつもそばにいるよ」

・「いつも一緒だよ」

 

1-8 かばう、助け船を出す

・「何も心配しなくて良いよ」

・「大丈夫だよ。お父さんとお母さんが守る。」

・「何かあったら、お父さんとお母さんが助ける。」

・「お父さん(お母さん)がいつも一緒だよ」

・「お父さん(お母さん)がいつもついているよ」

 

>「自宅ケアテクニック」の音声教材なら、耳から覚えてマネするだけで、ホンモノ共感とプラス言葉が身につきます。

 

2. マイナス言葉と使ってしまっている理由に気づく

ほとんどの人が無意識のうちに、否定形を使って、話しています。

そして多くのマイナス言葉は、親が本質的に恐れているモノが現れています。それは子供が役立たずな人間になってしまう恐れです。

子供がはみ出す、規則を守れない、周囲に迷惑をかけることは、自分が世間に役立たずと思われる、自分が役立たずな子育てをしていると思われると思い込んでいます。

そして自分の親(子供の祖父母)を安心させることができないと、自分は親の役に立たないと感じるので、なんとか回避したいから、マイナス言葉を使ってしまうのです。

無意識のうちに、子供のよくない部分を否定して、プラスに持って行こうとしてしまいます。

ほとんどの場合、自分の親に嫌われたくないから、それを嫌う、避ける、恐れています。

マイナス言葉に気づいたら、「自分は何を恐れていたり、不安に思っているのか?」と原因をハッキリさせ、解明してみてください。

原因がわかることで、子供にマイナス言葉をぶつけることなく、プラス言葉で接することができるようになります。

 

3. プラス言葉をつくる5つのテクニック

マイナス言葉に気づいたら、5つのテクニックで、プラス言葉に変えることをクセにしてください。もしくはどれかのテクニックで、プラス言葉で子供に接するよう意識してください。

 

3-1「I(私)」 メッセージ

主語を「私」にして、自分の思っていること、感じていることを伝えます。

 

「I(私)」メッセージの一例

・「私はこう思います」

・「お母さんはこう思うよ」

・「お父さんはこっちがいいと思うよ」

 

3-2 IQ法

「I(私)」メッセージに「質問 (Question)」をくっつけます。

 

「IQ法」の一例

・「私はこう思いますが、あなたはどうですか?」

・「お母さんはこう思うけど、あなたはどう思う?」

・「お父さんはこっちだけど、君はどっちがいい?」

 

3-3 安心法

安心を与える言葉を使います。

 

安心法の一例

・「大丈夫だよ。朝起きれなくても、そんなあなたを認めてくれる人は必ずいるよ。」

・「今回、ダラダラしちゃったね。大丈夫、あなたなら、あっというまに宿題を片付けるとわかっているから。」

・「大丈夫。嘘ついたのは、何かきっと理由があったとわかっているから。言える時に本当のこと言ってね。」

 

3-4 自律法

信頼を与え、自律を促す言葉を使います。

 

自律法の一例

・「朝何時に起きて、何時に出るか、自分で決めてごらん。」

・「あなたに任せるよ。」

・「いつ、どのくらい勉強するのか、自分で決めてみて。」

・「自分で考えて、好きなものを選んでみて。」

 

3-5 理由法

明確に理由を示すことで動きやすい人を動かす言葉を作ります。

 

・「自分で約束を守るということは、一番、気分が楽なんじゃないかな。だから私も約束したことは守るようにしているのよ。」

・「自分で決めて、自分で約束守ることをくりかえしてきたから、こんなに支えてくれる友達がいるのよ。」

 

4. 追伸 プラス言葉を身につけるなら?

マイナス言葉は、私たちは、知らず知らずに使っていることが多いです。

ほとんどの場合、親のご両親、子供の祖父母の間違った言葉がけと接し方によって育てられてきた結果です。

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